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双葉の作ったハンバーグを食べてから3日。
やっぱりあいつの様子がおかしい。
「お前なんか知ってんの」
「ちょ、優作顔こわ〜い。久しぶりに話しかけてくれたと思ったらそんな顔して近づいてくるんだもん」
事務所での打ち合わせを終えたあと、ちょうどノアにばったり会ったので、彼女のことを聞いてみる。
いつもなら避けて帰るところだけど、今回は我慢だ。
「双葉ちゃん?なんかあったの?」
事務所のカフェでコーヒーを一口飲んだノア。
「わかんねーから一番話したくないお前に仕方なく聞いてんだよ」
「うわっ、何その言い方…傷つくわ〜。だって、パパさんのことも全部解決したんでしょ?あ、それとも優作、双葉ちゃんの誕生日とか忘れてんじゃないの?」



