でも、確かに私は彼らにどんどん惹かれていった。

だから、縦に首を動かした。

それからは楽しかった。
海いったり、魚釣りしたり、学校帰りは大体
龍生の倉庫にいて、暗くなったら、
誰かが自然と家まで送ってくれる。

私はどんどん、彼らに依存した。

きっと、彼らがいなかったら今ごろ死んでた
かも知れないとも思った。

でも彼らが敵になった今でも、私は生きている。