「マリア様、このような真似は今後決して
なさらないでください…」

そんなの言われなくても知ってた。

ちゃんと悲しんでくれる人がいることだって…

でもこの孤独はきっと消えることなんかない

私はペンでバサラに訴える。

『(ヘルを養子としてもらってくれる人は
見つかった?)』

「わ、わたしはっ、そんなつもりないですからね!」

『(私はあなたたち二人を縛るつもりはないわ)』

「…」