「もしも私にあの魔法を使わせたら・・・・・・実力を認めよっかな。あの魔法は、最終兵器だよ?」

あれは、歯止めがきかなくなった魔法使いに使うために私が作った魔法なんだよねぇ。それを使える姿を見たい?なら、えりかを応援しなよ。

「私は、この世の魔法をすべて頭の中に入れていますわ。そのような魔法はありませんわ」

「さあ、その情報が正しいかは分かんないよ?」

私が作った魔法は、公にはされていないんだぁ。

「では、1度お目にかかりたいですわ。その魔法に」

「そっかそっかぁ。じゃ、本気だせば?」

畳み掛けるように言えば、カチンときたのか-

「王女といえど遠慮はいたしませんわよ!