「今日も来てくれたのか」
「まあ、心配になってね」
「お前の心配性はいつになったら治るんだ」
「しょうがないじゃないか、兄さん。きっと治らないさ」
楽しそうに会話をする店員と城津。
店員は一会話終えると、その場を去って行った。
ーーー兄さん?
ボーッとしている澪和に、
「これ、君の分だよ」
城津はチーズケーキを差し出してきた。
「えっ、いや、申し訳ないです!」
「最初からそのつもりで二個頼んだんだ。ここは先輩らしく奢らせてくれないかな?」
「…ありがとうございます」
澪和の頭の中は、あの店員のことでいっぱいだった。
美味しそうにケーキを頬張る城津。
澪和は覚悟を決め、訪ねてみることにした。
「先輩、先輩はあの店員さんと…」
「まあ、心配になってね」
「お前の心配性はいつになったら治るんだ」
「しょうがないじゃないか、兄さん。きっと治らないさ」
楽しそうに会話をする店員と城津。
店員は一会話終えると、その場を去って行った。
ーーー兄さん?
ボーッとしている澪和に、
「これ、君の分だよ」
城津はチーズケーキを差し出してきた。
「えっ、いや、申し訳ないです!」
「最初からそのつもりで二個頼んだんだ。ここは先輩らしく奢らせてくれないかな?」
「…ありがとうございます」
澪和の頭の中は、あの店員のことでいっぱいだった。
美味しそうにケーキを頬張る城津。
澪和は覚悟を決め、訪ねてみることにした。
「先輩、先輩はあの店員さんと…」

