…愛されてる




心からそう感じた。


御影は言うことだけは言った、というようにスタスタと隣の部屋へと歩いていってしまった。




…何作ろう




澪和は頭をフル回転させた。

作りかけてあったものを生かすことは出来無いだろうか。


それにしても御影の料理は酷かった。




…これじゃあ使えないな




澪和は使えそうな食材だけを手元に残し、ぐちゃぐちゃになった奇妙な料理とおさらばした。