俺は、あいつが出て行った事も知らずに目を開けたらあいつがおらへん。 うぅぅん、何処に行ったやあいつ。 お手洗いやろうと思って待ったが一向に来うへん。 え、もしかして、目と耳を塞いでる間に竜神の所に行ったんか。 うわぁぁ、最悪。 手を上げて、店員を呼んであいつが店から出たか。 何分前か、聞かへんとあかん。 ぼさっとした店員が来てん。 「すいません、俺の連れは、店から出たんか。 出たんやったら何分ぐらい前なんや」 って声は、慌ててるように感じれる喋りだしそわそわしてしまうねん。