先生にもらったプリンを冷蔵庫に入れると、再びベッドに横たわった。




話す、

って。

何を、話すんだろう。




ー外しとけ

ーやっぱなし

ー美月のものだから



先生の言葉が順番に、思い出されて。

一瞬、不安になって。


でも。

ポンってしてくれた手、優しかった。

きっと、大丈夫。

そう思いたい。