独り占めしても、いいですか?

取り残された私と朱莉ちゃん。



お互い無言のまま時間が流れる。



ど、どうしよう…



なんて切り出せば…



凛がいたらなぁ…



そう思ったけど、ダメだと気づいて頭をフルフルと横に降る。



凛に頼ってばかりじゃダメだもん。



私がなんとかしないと!



でも、どうしよう…



私が試行錯誤しながらまごまごしていると…



「ねえ」



朱莉ちゃんから話しかけてくれた。



パッと顔を上げる。



「私に、極力関わらない方がいいよ」



自分から突き放すようなセリフを言いながら、悲しそうな目だった。



「どうして…?」



朱莉ちゃんが悲しそうだからか、関わらないでって言われたからかはわからない。



けど、なんだか私も悲しくなってきて、胸の奥がキューッとなった。