独り占めしても、いいですか?

「……そうか。

じゃあ俺も…」



少し考える素振りを見せてから、透が凛の方を向いた。



「な、なんだよ…」



「これは言うか言わないかずっと迷ってたんだが…

けど、俺たちがいつも通りいることが日和のためになるなら俺は…」



「なっげーよ!結局なんだ!」



すると透はいつも以上に澄ました顔をして…



「社会の窓が全開だぞ」



「おまっ、…それはもっと早く言え!!」



顔を真っ赤にしてチャックを上げた。



心があったかくなる。



みんながここにいる。



いつものみんなが、ここにいる。