「その背中見せたまま歩くのかよ」
「へっ⁉︎…あ、うん…
萌ちゃん達が、生徒指導の先生に怒られないギリギリのラインで作ってくれたみたいで…」
そ、そんなに変かな…?
「……他の男にも見られんの、わかってんのかよ」
凛が不満そうにステージの方を向いた。
「わかってるよ…?
けど、誰も背中なんて見ないよ。
後ろの方はシンプルに作られてあるから、見るなら前の方じゃない…?」
一瞬たりとも見ないっていうのは無理だろうけど、誰だって目を奪われるならシンプルより派手な方だし…
背中、そこまで空いてないし…
「肌を引き立たせるためにシンプルなデザインにしてんじゃねーの?」
「え…?」
「いや、なんでもねー。
今更言っても仕方ねーしな」
引き立たせるため…か。
なるほど、そういう考え方もある…
あれ…じゃあ私、すっごい恥ずかしい…⁉︎
カーッと顔が熱くなったところで、壁に背中を付けて歩きたい気分になった。
「へっ⁉︎…あ、うん…
萌ちゃん達が、生徒指導の先生に怒られないギリギリのラインで作ってくれたみたいで…」
そ、そんなに変かな…?
「……他の男にも見られんの、わかってんのかよ」
凛が不満そうにステージの方を向いた。
「わかってるよ…?
けど、誰も背中なんて見ないよ。
後ろの方はシンプルに作られてあるから、見るなら前の方じゃない…?」
一瞬たりとも見ないっていうのは無理だろうけど、誰だって目を奪われるならシンプルより派手な方だし…
背中、そこまで空いてないし…
「肌を引き立たせるためにシンプルなデザインにしてんじゃねーの?」
「え…?」
「いや、なんでもねー。
今更言っても仕方ねーしな」
引き立たせるため…か。
なるほど、そういう考え方もある…
あれ…じゃあ私、すっごい恥ずかしい…⁉︎
カーッと顔が熱くなったところで、壁に背中を付けて歩きたい気分になった。



