独り占めしても、いいですか?

目を瞑り、顔を伏せて諦めた時…



「日和!」



ギュッ…



凛の声と温もりがした。



音がしなくなって、恐る恐る目を開けてみると…



「凛…!」



私よりひと回りもふた回りも大きな身体が、私を守るように包み込んでいる。



「いってー…」



凛が首の辺りを抑えて腕をそっと緩めた。



「おお〜」という歓声とともに盛大な拍手が私達に送られる。



あちこちから私の銃の腕前を褒める言葉が聞こえた。



けど、正直こっちはそれどころじゃない…!