独り占めしても、いいですか?

「そういえばシェリーちゃん、日本語すっごく上手になったね…!」



「日和と離れてからもちゃんと練習しましたのよ?

日本語の先生を雇って特訓致しました!」



クルセイラ家の本邸はイギリスにある。



もちろんシェリーちゃんもイギリス人。



前に日本に来てて、パーティで会った時は、まだ全然日本語が下手で、理解に苦労したな〜。



もちろん、私は英語なんて全く喋れませんでした。



「日和、この学校の生徒は何をしていますの?

ここに来る途中に拝見致しましたけど、失礼ながら、勉強をしているようには見えませんでしたわ?」



シェリーちゃんが来た道を指差して言った。



「えっとね、今は文化祭っていう…学校のお祭り?の準備期間なの。

そうだっ、3日間いるんでしょ?

文化祭は明後日なんだ…!

よかったら、シェリーちゃんも遊びに来ない?」



「ジャパンの学校のお祭り…?

楽しそうですわ!是非招待してくださいな!」



庶民の学校の文化祭なんて、シェリーちゃんなら、本来一生体験しないはず!



絶対いい思い出になる…!



あっ、でも朱莉や凛、透、秀ちゃん、優ちゃんと回る約束…



半分だけシェリーちゃんと回ってもいいかな…?



あー、でも朱莉が女の子1人になっちゃう…



いっそのこと、朱莉とシェリーちゃんと私の3人で回って、凛達には4人で回ってもらえば…



うーん、でも、それじゃあ凛達が納得しなさそう…