「ハァ…ハァ…このままじゃキリがない。
…レオ!リュカ!手伝ってくれ!」
目線は俺に向けたまま、颯斗さんの後方にいる弟のレオである透と幼なじみのリュカである直生さんに呼びかけた。
演技とはいえ3対1は卑怯だな。
「レオは後方から…」
「嫌だ。戦いは好きじゃない」
透がプイッと目線を逸らして応えた。
観客からドッと笑いが起きる。
あっぶねー、俺も思わず吹き出すところだったぜ。
透のやつ、相変わらずマイペースにぶっとばしてんなー。
「リュカ!」
今度は直生さんだ。
「はいはい、でも2対1は不公平だと思うから俺もパスね」
「おい!」
また観客席で笑いが出た。
大丈夫か、颯斗さん。
俺達だけじゃなくチーム内でも嫌われてんじゃね?
…レオ!リュカ!手伝ってくれ!」
目線は俺に向けたまま、颯斗さんの後方にいる弟のレオである透と幼なじみのリュカである直生さんに呼びかけた。
演技とはいえ3対1は卑怯だな。
「レオは後方から…」
「嫌だ。戦いは好きじゃない」
透がプイッと目線を逸らして応えた。
観客からドッと笑いが起きる。
あっぶねー、俺も思わず吹き出すところだったぜ。
透のやつ、相変わらずマイペースにぶっとばしてんなー。
「リュカ!」
今度は直生さんだ。
「はいはい、でも2対1は不公平だと思うから俺もパスね」
「おい!」
また観客席で笑いが出た。
大丈夫か、颯斗さん。
俺達だけじゃなくチーム内でも嫌われてんじゃね?



