独り占めしても、いいですか?

「ふーん?まーいっか!

それはそうと、昨日の水着はどうだったの⁉︎

誰か鼻血出した⁉︎」



「鼻血…?

出てないけど…?」



「なーんだ、つまんないの。

じゃあ、どんな反応だったの?」



それから私はイベントが始まるまで、絢香と憧れのガールズトークを続けた。



昨日のお風呂でのことや、絢香の楽屋へ来る前にSunlightと颯斗兄いが激突したことなんかをね。



絢香の発言から私が勘違いをしてたって知って、大爆笑してたっけ。



すっかり時間が経って、外が慌ただしくなってくると、スタッフさんが絢香の部屋に最後の確認に来た。



それを合図に、Sunlightとの舞台打ち合わせをしてなかったことに気づいて、一瞬だけ大慌て。



けど、いつもの楽観的な思考で『まーいっか!』で片付いちゃった。



そろそろ始まる頃かな…?



そう思ったと同時に…



『場内の皆様にお知らせします…』



アナウンスが始まった。