独り占めしても、いいですか?

腕を引かれ、半ば強引にソファに座らされる。



「コーヒー、紅茶、麦茶、レモンティー……一応生姜湯もあるけど…

何がいい?」



「えっと…じゃあ、コーヒーがいいかな」



「はーい、砂糖とミルクは?」



「あ、私ブラックで大丈夫…!」



「生意気な!」



「へへっ」



私、大の甘党なんだけど、コーヒーだけは苦い方が好きなんだ〜。



微妙な甘さっていうのが耐えられなくて…



手慣れたようにコーヒーを用意し、私の隣に腰を下ろした絢香。



「あれ?

絢香は生姜湯なの?」



「うん!

私生姜湯すっごい好きなんだよね!」



なんて珍しい…