独り占めしても、いいですか?

・・・・・。



全員が黙った。



言い返していた秀ちゃんも、悔しそうな顔をして何も言わない。



でも…



「それは…違うと思います」



気づいたら口に出ていた。



みんなが驚いた顔で私の方を見る。



言った後で『私何やってんのっ…!』って思ったけど、止まっている暇はなかった。



「Sunlightはすごいアイドルです…!

私の力なんかなくてもInfinityくらい超えてみせますっ!

みんなの凄さは私が1番わかってる。

だから、絶対Infinityだって超えるって信じてる!

……御厨さんは、違うんですか…⁉︎」



苦手と思っていた御厨さんに対して、こんなことを言っている自分にびっくりする。



心臓が張り裂けそう。



でも、みんなのことを考えたら、こんなのどうってことなかった。



「では今回のイベントで勝つ為のアイディアでもあるのか?

勝算があるのか?」



「それは…」



針のような眼差しを受けて逃げたくなる。



やっぱりこの人苦手っ…!