ザァ〜...

「冷たい...」
あぁ。まだ、生きてる...。

ガシャンッ

うっわっ。意外と高いのねこの屋上。

そう、今私は屋上にいる。

フェンスたった3cm。

この場所、いいなぁ。

よしっ!職員室行くか!

ガチャッ

は?

「え、?ちょっ!危ないよ!?」

うるさいなぁ。何こいつ...

「おい、どうし...!?おい降りろ!何やってんだ!死ぬ気か!?」
へ?死ぬ気?何言ってんのこの人
私転校初日だけど?
あ、フェンスに乗ってるからか...

ストッ

「ごめんなさい。それじゃ」
「...まて。」
「なに?」
早くしてほしい。もう少しで40分になる。45分に職員室こいって言われたのに。
「お前、名前は?」
は?
「あのさ、初対面だよね?人の名前聞くときはあんたが先に名乗るのが常識でしょうが」
当たり前なのにできないのこいつ?
「は?お前...俺たちのことしらねぇのか?」
は?いやいやいや
「あのさ、初対面だよ?私たち。分かるわけないじゃん」
なに?ナルシストなの?
「え...あ、いや。お、おう。」
「じゃ、名前おsh...(キーンコーンカーンコーン...)
あ、チャイムやばっ!
「行かなきゃいけないから、じゃ!」

ガチャッ







これが、私の運命を変える。
彼らとの出会いだった...。