「いつまでも、ちっちゃい子扱いするな!」


「…っ!」



気が付いた時には私はブラに下着の姿のまま、兄の目の前に立っていた。


さすがに兄も驚いたようだ。



身体付きだってもう大人。

どうせ妹だから

なんて思われるのが嫌だ、ただその一心だった。



でもーーー



「……な、なにしてんだよ」



兄が動揺しているのは明らかに分かる。


私がハッと我に返った時にはもう遅かった。