「やっぱり、先生の具合が悪そうなのでまたにします。すみませんでした」 「...ちょっとまって!」 帰ろうとしたら星野先生に止められた。 「それ....」 星野先生が指を指した方向は私の手だった。 その手には私が星野先生に返そうと思っていたペンダントが握られている。 「それ、私の大事なもの。どこにあった?」 星野先生が聞いてきた。 大事なもの....か。 やっぱりこのペンダントをただただ返すより、話したい。真実を聞きたい。 「そのことについておはなしがあります」