「そっかぁ…お幸せにね…((にこっ」

「充分 幸せだよ。」

「そうだね…じゃあ…ね」







ああ…

最後の最後まで、別れを告げられなかった…



いや、最初から彼女なんかじゃ
無かったのかもしれないね…








バイバイ…斗也くん…









バイバイ…初恋…






バイバイ…皆。








そうして、私は
皆に別れの挨拶をする事なく






東京に向かったのだった。