見ると180cmを超える長身の御影が澪和の腕を掴み、壁に押し付けている。




……えぇぇっ!?!?!?




御影らしからぬ行為に戸惑う澪和。

そんな澪和を他所に、御影は澪和の目をじっと見つめる。


呼吸が苦しい。

胸がドキドキする。



「海空…」



名前を呼ばれただけでビクッと身体が反応してしまう。

御影は澪和の目をじっと見つめながら、



「部長に頼まれた事は絶対だ」