佐々木はチラリと横目に西条を見て、



「ごめんだけど、もう澪和ちゃんとは一線を越えちゃってるから♪」


「「「「…っ!?!?!?」」」」



その場にいた全員が驚くような爆弾発言をした。

衝撃的すぎて誰も言葉が出ない。



「い、いいい、一線って、つまり…その…えっ、エッチ…とかか!?」


「馬鹿言え、さすがにそこまではしませんよ、きっと…」



焦りを隠しきれていない西条と城津はボソボソと話し合う。



「あまり年下に手を出すのは宜しくないのでは?」



いつもと変わらずクールな御影。



「まさか部長とそのような関係だったとは気付きませんでしたよ!!」



下がりかけたメガネを上げる桐神。



「えぇっ、ちがっ、そーゆーことじゃっ」


「そーう、僕たちもう付き合ってるから」



否定する澪和の言葉を遮り佐々木は笑顔で答える。