私はダッシュで門を出て、家へ向かった。





「…はぁはぁ」


全速力で学校から家まで約10分間走ったため、息が上がってなかなか苦しい。


ふと家のドアの辺りを見るが、誰もいない。




…なんだぁ。。。




私は先生の姿が見えず、落ち込みながら家に入った。





家に帰っても特に何もすることはなく、ただベッドでゴロゴロしているだけだ。




…ひまだなぁ





ふと目をやると、机の上にメモ用紙があるのが見えた。



『 明日の4時から』



先生が書きおいてくれたメモだ。



「自分で約束したくせに」



気がついたらもう時計の針はとっくに4時を回っていた。


先生が来ない寂しさからか、睡魔に襲われるようにもなってきた。





…先生が来るまで寝て待とうかなぁ




私は静かに目を閉じ、深い眠りについた。