連日出かけるとなると、さすがに息吹と主さまも疑惑が高まる。
「え、またお出かけするの?」
「ああうん、晴明に本返さなきゃいけないんだよな?」
「うん。母様、駄目ですか?」
滅多に駄々をこねない朔が上目遣いで見上げてくると、きゅんときた息吹は朔をぎゅっと抱きしめて頭を撫でた。
「雪ちゃんがついててくれるんだよね?なら大丈夫。私から主さまに言っておくから」
「母様、私も兄さんについて行きたいです」
「輝ちゃんも?うんいいよいいよ、朔ちゃんと雪ちゃんと遊んでおいで」
――三人を送り出した後、息吹は寝ている主さまの枕元に座ってこそっと報告をした。
「朔ちゃんたち、父様の所に遊びに行ったから。主さま…行かせて良かったんだよね?」
「…ああ。息吹、あまり心配するな。あいつらはあいつらなりの思いがあって行動しているんだ。少し子離れしろ」
「これでも十分子離れしてるんですっ。雪ちゃんに任せっきりのこともあるし。それもこれも子供が沢山できたからだよ。主さまのせいなんだからね」
…
……それについては無言で突っ伏して寝ていたが…みるみる耳が赤くなって、してやったりの息吹はその場からさっと逃亡して考えを巡らせる。
「父様に…雪ちゃんに…朔ちゃんと輝ちゃん…。四人でこそこそ何をしてるんだろ」
気にはなる。
気にはなるが主さまに放っておけと言われているし、後をついていけば彼らをがっかりさせるかもしれない。
「きっと話してくれるよね」
雪男を信頼している。
晴明のことも同様に、何かを疑ったことなどこれまで一度もない。
「よーし、お洗濯しよう!」
今日も元気に家事に励む。
「え、またお出かけするの?」
「ああうん、晴明に本返さなきゃいけないんだよな?」
「うん。母様、駄目ですか?」
滅多に駄々をこねない朔が上目遣いで見上げてくると、きゅんときた息吹は朔をぎゅっと抱きしめて頭を撫でた。
「雪ちゃんがついててくれるんだよね?なら大丈夫。私から主さまに言っておくから」
「母様、私も兄さんについて行きたいです」
「輝ちゃんも?うんいいよいいよ、朔ちゃんと雪ちゃんと遊んでおいで」
――三人を送り出した後、息吹は寝ている主さまの枕元に座ってこそっと報告をした。
「朔ちゃんたち、父様の所に遊びに行ったから。主さま…行かせて良かったんだよね?」
「…ああ。息吹、あまり心配するな。あいつらはあいつらなりの思いがあって行動しているんだ。少し子離れしろ」
「これでも十分子離れしてるんですっ。雪ちゃんに任せっきりのこともあるし。それもこれも子供が沢山できたからだよ。主さまのせいなんだからね」
…
……それについては無言で突っ伏して寝ていたが…みるみる耳が赤くなって、してやったりの息吹はその場からさっと逃亡して考えを巡らせる。
「父様に…雪ちゃんに…朔ちゃんと輝ちゃん…。四人でこそこそ何をしてるんだろ」
気にはなる。
気にはなるが主さまに放っておけと言われているし、後をついていけば彼らをがっかりさせるかもしれない。
「きっと話してくれるよね」
雪男を信頼している。
晴明のことも同様に、何かを疑ったことなどこれまで一度もない。
「よーし、お洗濯しよう!」
今日も元気に家事に励む。

