ここで、私の我慢の限界メーターが振り切れました



実は私、上5人全員男の末っ子妹で


喧嘩(力)にはかなり自信がありました



私の髪の毛をつかんでいる教頭の手首を握り

全力で力をかけます




「い''っ!?」



「汚ねー手で触ってんじゃねーよ。」





私の豹変ぶりに周りはびっくり


教頭本人は痛みでそれどころではないみたいでしたけど



構わず私は続けます



「お前の言葉、そっくりそのまま返してやるよ。


なにその髪型、バーコード?どこに憧れてんの?

『ダッセーぞ?』」




「っ…⁈」




ここでペッと教頭の手を離すと


案外すんなり髪の毛を離してくれました