「お前らなぁ、こんな格好いいと思っとんのか?

そんなんな、社会じゃ通用せんぞ?

大体、お前らみたいなんが高校来ること自体おかしいんだ。

高校は義務教育じゃねーぞ?知っとんのか?

こうやって無駄に俺らを働かさんと、大人しくしとれ。」



これだけでもかなりイラつきました


ですが、正直いつも通り。


我慢すればあと5分もないかな?


そう思っていると






ガシッ






「なんやこの髪色。

似合ってると思っとんのか?ダッセーぞ?」




頭に感じる痛み

髪の毛から伝わる感触


そして、周りからの驚きの視線





そう…!


事もあろうか、教頭は私の髪の毛を鷲掴み、引っ張り始めたんです