「ウザイからお前ら」 なんて俺様なデカ男。 「カッコいい!!」 二人の叫び。 もうデカ男のとりこです。 宇佐美のうの字も忘れたようです。 その頃逃げた宇佐美は二人が追ってこないので、こっそり後を戻ってみた。 そしたら、二人は見たことのないデカ男と仲良くしゃべっていた。 何か悔しい気持ちになった。 「おーい、一宇(いちう)行くぞ」 一宇 = デカ男 デカ男の名は 一宇。 名前を呼ばれて二人に舌打ちをして呼ばれた方を嬉しそうに向かった。 置いてけぼりな二人。