屋上で


翌日―

決着の日です。

「どっちにするのか決めて」

屋上で・・・ヨシ子は口を開く。

どっちというのは、もちろんがごとくクミとヨシ子のことだ。

「どーして?」

すっとぼける男 宇佐美。

内心バックバクしていた。

もしかしてクミとの接吻がばれたのか?という心配をしていた。