家の最寄り駅に着くと、聖がいた。
「馬鹿。凪絆のばか。」
と言いながら私を強く抱きしめる。
「聖?」
「めちゃくちゃ心配したんだからな。お前、授業集中出来なかった分、教えろよな。」
私より大きな肩が少し震えている。
「ごめんね、聖。帰ろ?」
「うん。」
恵琉くんの事は聖には黙っておこ。
教えると面倒なことになりそうだもの。
「どこ行ってたんだよ?」
「三吉橋。」
「はぁ?そんな遠くまで行ってたのかよ。制服で。」
「いいじゃん。どうせ学校には行かないんだから。」
聖と話しながら帰る途中、恵琉くんからLINEが来た。
恵『高校2年生だよね?俺と一緒だから、タメにしてよ。』
凪『え、どうして分かったんですか?』
すぐに既読がつく。
「どうした?」
「あ。ううん、何も無いよ。」
聖に怪しまれないように携帯をしまう。
「明日、どうする?」
「行かない。また三吉橋の辺りまで行ってみる。」
「そっか。じゃーな。」
いつの間にか私の家の前。
「あ、うん、じゃーね。」
聖が角を曲がったのを確認して家に入る。お母さんは買い物に出かけているのか留守だった。
恵琉くんのLINEを確認すると
恵『だってネクタイピン、2年生の色なんだもん。俺、中学の時、深神だったから。』
と送られてきていた。
凪『そういう事ね。分かった。』
恵『なずなって漢字どれ?俺は“木幡 恵琉”』
凪『“笹崎 凪絆”だよ。 恵琉って綺麗だよね。』
私服に着替えて、ベッドに寝転がる。
聖からのLINEを確認する。
『お前どこにいんだよ?すぐに帰って来い。』
という短いものだった。口下手な聖にしては長文だけど。
気づいたら私は眠っていた。
「馬鹿。凪絆のばか。」
と言いながら私を強く抱きしめる。
「聖?」
「めちゃくちゃ心配したんだからな。お前、授業集中出来なかった分、教えろよな。」
私より大きな肩が少し震えている。
「ごめんね、聖。帰ろ?」
「うん。」
恵琉くんの事は聖には黙っておこ。
教えると面倒なことになりそうだもの。
「どこ行ってたんだよ?」
「三吉橋。」
「はぁ?そんな遠くまで行ってたのかよ。制服で。」
「いいじゃん。どうせ学校には行かないんだから。」
聖と話しながら帰る途中、恵琉くんからLINEが来た。
恵『高校2年生だよね?俺と一緒だから、タメにしてよ。』
凪『え、どうして分かったんですか?』
すぐに既読がつく。
「どうした?」
「あ。ううん、何も無いよ。」
聖に怪しまれないように携帯をしまう。
「明日、どうする?」
「行かない。また三吉橋の辺りまで行ってみる。」
「そっか。じゃーな。」
いつの間にか私の家の前。
「あ、うん、じゃーね。」
聖が角を曲がったのを確認して家に入る。お母さんは買い物に出かけているのか留守だった。
恵琉くんのLINEを確認すると
恵『だってネクタイピン、2年生の色なんだもん。俺、中学の時、深神だったから。』
と送られてきていた。
凪『そういう事ね。分かった。』
恵『なずなって漢字どれ?俺は“木幡 恵琉”』
凪『“笹崎 凪絆”だよ。 恵琉って綺麗だよね。』
私服に着替えて、ベッドに寝転がる。
聖からのLINEを確認する。
『お前どこにいんだよ?すぐに帰って来い。』
という短いものだった。口下手な聖にしては長文だけど。
気づいたら私は眠っていた。

