私はそんなに可哀想ですか?

「綺麗にされてますね」

「綺麗にってよりは物が無いから散らかりようもないんだけどね」

一口麦茶を飲み、明子ちゃんは話題を変えた。

「御手洗さんはひどい人です」

「え?」

彼女の突然の告白に俺は間の抜けた声を出した。

「自分の言いたい事だけ言っていなくなっちゃうんですもん、バスにも乗ってないし、園にも来ないし」

「ごめん、向日葵園には今から行こうとしてたんだけど」