私はそんなに可哀想ですか?

明子ちゃんは頷く。

「俺の高校の同級生なんだけどさ、今朝彼女に言われたんだ『その目は恋してるわね』って」

もはや自分の口が何を言っているのかわからなかった。止まらない、止められない。

「俺の明子ちゃんを見る目は恋してる目らしい」

明子ちゃん瞬きを続けざまに3回した。

彼女が3回目の瞬きをした時、俺の順番が来たらしく、看護師から名前を呼ばれ俺は腰を上げた。

「大丈夫、気にしないで、別に何も望んでないから」

俺は診察室へと入った。

診察した医師から脈が早いと言われた。