私はそんなに可哀想ですか?

週が明け、当然のように月曜日はやって来る。俺は少し憂鬱な気分でバスに揺られていた。

俺と、おばあちゃんと、小学生を乗せたバスはいつものように明子ちゃんを迎え入れる。

「御手洗さん、おはようございます」

いつもと変わらない明子ちゃんは俺の心を締め付ける。おはようと返した声はいつも通りだっただろうか?

「どうしたの?」

俺の隣に座った浅田は開口1番にそう言った。

「どうしたって何が?」

「何って、ネクタイ曲がってるし、失恋した中学生みたいな顔してるわよ?」