私はそんなに可哀想ですか?

「じゃあ、お言葉に甘えさせてもらいます」

先生はニッコリと笑って立ち上がる、その笑顔には既に涙の跡はなかった。

食堂に入ると、大きなテーブルに食事が並んでいた。お世辞にも豪勢とは言い難いが、どれも丁寧に作られているのがわかる。

テーブルの周りには、先程のさっちゃんと明子ちゃんも含め10人程の子供達が座っていた。年齢は小さい子は4歳ぐらいの子から上は明子ちゃんまで様々だ。

「みんな食事の前にお客さんを紹介するわね。御手洗司さん、子供の時にこの向日葵園にいた人よ。つまりみんなの大先輩ね」

先生の紹介を受けて、俺はみんなによろしくとだけ言った。

「愛想はないけど優しい人だから怖がらなくても大丈夫よ」

そういえば昔よく先生に言われていたのを思い出した、もっと愛想良くしないと女の子にモテないわよ。