「最後に部屋っていう設定ねー
誠人くん!ドSな感じでいっちゃってー」




「はい」



ドS?

それ、いつもの俺





「誠人」


小さな声で愛に呼ばれた



「なに?」



「いつもの誠人じゃん!得意だね!笑」


また小さい声でまわりの人に聞こえないようにそう言ってきた



「あぁ、驚くなよ」



「え、意味深。」





俺はそんな言葉を残して撮影に挑んだ





「じゃあ誠人くん!始めていいよ!」



「はい」



パシャ


パシャ