崖から落ちそうなあたし。 目の前にいたのは、誠人。 手を差し伸べてくれてるけど届きそうになくてあたしは死を覚悟した。 「…誠人……好き…」 今まで言えなかった気持ちを初めて言葉にした。 だけどあたしは誠人の答えを聞く前に、落ちて死んでしまうんだ。