控え室を出たヒロトに私も付いていく。 廊下を歩いていると、少し目が眩んだような気がした。 「……っ、」 連休明けで学校に行って、疲れてしまったんだろうか。 少し体もダルい感じがする。 「着いたぞ じゃ、俺は撮影の準備があるから。また後でな!」 そして私はヒロトと別れ目の前の扉の中へと足を運んだ。