「べつに謝ることじゃないと思うけれど」
多分私も見る目が違うと思う·····。
今もなんで桜を好きなんだろう·····。私にすればいいのに·····。
って心の中で思ってるなんて優は全く知らないんだろうな。
桜の親友だから。桜を好きになる気持ちは凄くわかるけど⋯⋯やっぱり私も好きになってもらいたい。
そう思うと自嘲な笑いが出てくる。
そんなことあるわけないのにね。
「??」
優が何かに疑問を持ってるようだけど、そういえば話の続きだった。
「ううん。何でもないわ。続けて」
何かの相談に来たんでしょ?
「好きって自覚したのは良いんだけど、どう接せればいいかわからねぇんだよ」
もう、冷たくしてみたら??なんてふざけて言ってみたい気はしたけど本当に嫌われそうだからやめておく。
「桜を好きって気づいたのはいつからなの?」
「一週間前」
「あら、意外と最近なのね」
もっと前からかと思ってた。
私がもっと前から知ってたから。

