何度だって、君に好きと伝えよう。

「それと…」




私がそう言うと首をかしげて次の言葉を待つ蓮二。







「私を傷つけられるのが嫌、って言ったけど…

それは私も一緒なの。

蓮二がそう思ってくれたように、
私も蓮二が傷つけられるのは嫌だ。


それに…フラれた方がよっぽど傷ついたよ!

一緒にいよう、って…
一緒に戦ってくれ、って…
そばにいてくれ、って…

私はそう言ってほしかった。」









私の胸につっかえていたものが、言葉になって全て消えていく。