「こいつだけど」 「で、なんで気に入ったの?」 ベッドをみるとすごくボロボロになった男がいた。 「なーんか、すっごい弱いのに人助けるし私まで助けてくるお節介だから」 「へぇ。それは頼もしい副総長になりそう」 「…まぁ私が見込んだだけはあるだろう。こいつは強くなる」 聖が言うなら、間違いないだろう。 これが柊との出会いだった。