わたしの名前は 笹野 日奈子
夢見る高校二年生。
わたしは、最近好きな人が出来ました。
え?誰が好きなのって??
それは…誰もが妄想したことがあるんではないでしょうか。
そう、あの輝くアイドルとの恋愛!!
この世の人ではないくらいの美男子。華咲 聖真(はなさき しょうま)君なのである。
それは、禁断の恋。
そして届かない恋。
だが!!!!届かない恋で終わらせないのが日奈子なのだ!!
とは言ったものの…
「夢を見ずに現実を見なさい」 と
友達の夏希にも言われ…
「バカなの??ムリでしょ」 と
お母さんにもバカにされ…
自分でもどこか無理だと思っているのです…。
そもそも、私の好きな華咲 聖真(はなさき しょうま)くんは今知らない人はいないであろう超有名人なのである。
そんな有名な聖真くんにこの平凡な日常をおくっている私が振り向いてもらえるのか…?
いつものようにニスドで夏希とティータイム
「ねぇねぇ、夏希。聖真くんの彼女になるためには何をしたらいいかなー?」
夏希は「まだ、そんな事言ってるの?
確かに、有名人に目移りするのはわかるよ。
だって、周りにはブサイクしかいないもんね(笑) だけどさ、日奈子が好きな華咲くんはいくら何でも高嶺の花すぎでしょ!!
それに、周りにもいい人いるかもしれないよ?日奈子が見てないだけで」
と笑いながら言った
「そっか。そうだよね…ちゃんと周りも見てみようかな」
そして2人とも黙り込んでしまった。
「でも。日奈子が本当に華咲くんを好きな私は応援するよ。だって、私の大好きな日奈子の恋だからね」と夏希が口を開いた
私は驚きながらも「ありがとう。やっぱり夏希に相談してよかった」
「こうなったからには本気で行くぞ!
そうだ!!日奈子!聖真くんの好きなタイプに近づくことが最初のミッションじゃないかな!」
え…。
私、聖真くんのこと何も知らないや…。
ネ、ネットがあった(汗)
「あ!そうだよね。ネットによると、黒髪で…ボブだって。キノコみたいな感じが萌えるらしいよ!!身長は155cmくらいだって!」
「ほぉう、なるほど。雰囲気はどんな子がタイプだって??」と夏希
「雰囲気は…明るくて元気な子。周りに気配りができる子だって」
ぉお??意外といけるんじゃないか?
ニヤニヤする私。
「ボブ以外は、日奈子で当てはまってるよ!!あとはボブだね…」
「夏希!!わたし、髪切る!!」
「えええええ!? 本気で言ってるの?
だって、あんた腰まで頑張って髪伸ばしたのに!?」
と驚いて夏希が止めようとしたが
「切る!切る!もう決めたの!ボブ待ってろよー!聖真くが私を呼んでいるの〜」
すっかり頭が聖真モードに切り替わってしまった私を誰求めることはもう出来なくなってしまったのだった。
夢見る高校二年生。
わたしは、最近好きな人が出来ました。
え?誰が好きなのって??
それは…誰もが妄想したことがあるんではないでしょうか。
そう、あの輝くアイドルとの恋愛!!
この世の人ではないくらいの美男子。華咲 聖真(はなさき しょうま)君なのである。
それは、禁断の恋。
そして届かない恋。
だが!!!!届かない恋で終わらせないのが日奈子なのだ!!
とは言ったものの…
「夢を見ずに現実を見なさい」 と
友達の夏希にも言われ…
「バカなの??ムリでしょ」 と
お母さんにもバカにされ…
自分でもどこか無理だと思っているのです…。
そもそも、私の好きな華咲 聖真(はなさき しょうま)くんは今知らない人はいないであろう超有名人なのである。
そんな有名な聖真くんにこの平凡な日常をおくっている私が振り向いてもらえるのか…?
いつものようにニスドで夏希とティータイム
「ねぇねぇ、夏希。聖真くんの彼女になるためには何をしたらいいかなー?」
夏希は「まだ、そんな事言ってるの?
確かに、有名人に目移りするのはわかるよ。
だって、周りにはブサイクしかいないもんね(笑) だけどさ、日奈子が好きな華咲くんはいくら何でも高嶺の花すぎでしょ!!
それに、周りにもいい人いるかもしれないよ?日奈子が見てないだけで」
と笑いながら言った
「そっか。そうだよね…ちゃんと周りも見てみようかな」
そして2人とも黙り込んでしまった。
「でも。日奈子が本当に華咲くんを好きな私は応援するよ。だって、私の大好きな日奈子の恋だからね」と夏希が口を開いた
私は驚きながらも「ありがとう。やっぱり夏希に相談してよかった」
「こうなったからには本気で行くぞ!
そうだ!!日奈子!聖真くんの好きなタイプに近づくことが最初のミッションじゃないかな!」
え…。
私、聖真くんのこと何も知らないや…。
ネ、ネットがあった(汗)
「あ!そうだよね。ネットによると、黒髪で…ボブだって。キノコみたいな感じが萌えるらしいよ!!身長は155cmくらいだって!」
「ほぉう、なるほど。雰囲気はどんな子がタイプだって??」と夏希
「雰囲気は…明るくて元気な子。周りに気配りができる子だって」
ぉお??意外といけるんじゃないか?
ニヤニヤする私。
「ボブ以外は、日奈子で当てはまってるよ!!あとはボブだね…」
「夏希!!わたし、髪切る!!」
「えええええ!? 本気で言ってるの?
だって、あんた腰まで頑張って髪伸ばしたのに!?」
と驚いて夏希が止めようとしたが
「切る!切る!もう決めたの!ボブ待ってろよー!聖真くが私を呼んでいるの〜」
すっかり頭が聖真モードに切り替わってしまった私を誰求めることはもう出来なくなってしまったのだった。