「なんで帰りが遅いの?なんで……

サラやカノンはいい。
私も大好きだから!
でもそれ以外以外の女の人に笑ってほしくない、

私以外の女の人と話してほしくない

私以外の女の人にに優しくしないで」

私は叫ぶように言った。
めんどくさいと思われたかもしれない。

でも限界だった。

「うん、うん、不安にさせてごめんね。

僕はユイのものだ。
大丈夫僕の命もユイの物だよ」

その言葉に安心し、私はキズナの腕の中で眠りについた