「ところで、サラも話したのか?」

「まだです…
今から話そうと思います…」

イロハが私の手を握ってくれた

私はイロハの手を
握り返して話しはじめた。

「皆さんにはドールのことを
話したと思います。
皆さんの魔力は一般で考えると
強い部類に入ります。
そこでドールを倒すために
手伝いをしてほしいんです。
もちろん無理にとは言いません」