私はこの世界に同年代の知り合いは
イロハしかいない。


イロハが居ればいいけど、
ある程度の知り合いは必要だ。


それに今後、色々と協力していかなきゃいけなくなるだろうし…

そんなことを考えていると
イロハがみんなを連れてきてくれた。


「サラ、こっちにいるのが寮の仲間だよ」

優しく話すイロハが珍しいのか
みんな目を開いて驚いていた。