私はもうこの世にはいないでしょう。
それは私と君が一緒に大人になる世界ではなかっただけで、さして大したことじゃないらしいよ。
変な感じだよね。

でも、私にとって瑠斗と会ったことは何よりも大きなことだった。ビックイベントだよ!期間限定だったけど!

中庭で話し合ったり、クラスの子にからかわれるのを回避したり、サッカーの応援に言ったり、

笑ったり泣いたり抱きあったりキスしたり…。

瑠斗は青春の代名詞なんだよ。
キラキラの塊だった。

放課後の教室も行き帰りの通学路も瑠斗がいたからキラキラしてた。

青春をくれてありがとう。
人生を輝かせてくれてありがとう。