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何度も忘れようと思った。

叶うなら、君に恋をする前に戻りたいと何度も願った。


だけど心の真ん中にずっとある願いはそんなんじゃなかった。


何度も遠回りして、すれ違ったね。


それでも私は何度でも君に……。



第3章「あのとき離した手をまた繋いで。」


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