*・*・*・*・*・*・*・* 何度も忘れようと思った。 叶うなら、君に恋をする前に戻りたいと何度も願った。 だけど心の真ん中にずっとある願いはそんなんじゃなかった。 何度も遠回りして、すれ違ったね。 それでも私は何度でも君に……。 第3章「あのとき離した手をまた繋いで。」 *・*・*・*・*・*・*・*