このことを二人に報告しようと決めたとき、 桂碁はまず、怒られるだろうと思っていた。 高校生なのに なぜそんな買い物をするのか、 そしてお金はどこから入手するのか どの親でもそこはまず疑問に思うだろうと思う。 けれど桂碁はそう思われてでも、プロポーズを成し遂げたかった。 悩んだ結果、お金は両親に借りて、そのあとしっかり働いて返すということで話がついた。