「まあ、恥ずかしい話なんだけど。
俺さ、中学のときずっと堀野のことが好きだったんだ」
「そっか…ありがとね。
まあ、今は他にいい人見つかってないから付き合ってあげてもいいけど」
「自分から告白しといてあれなんだけど、今は堀野とは付き合えない。
今まで美里に通ってても俺は、堀野のこと好きだった。
いや、違うな。
好きだと思っていたかった、かな。
そのとき気づいたんだ。
もう俺の好きな人は、堀野から美里の同じクラスにいる女の子に変わっていたみたいだって。
本当は、この俺の初恋は、堀野に言わず胸の内にしまっておくつもりだったんだ。
でも、美里で好きになったその子に言われたんだ。
“例え、もう諦めた恋でも、
その子のことが好きじゃなくなっちゃってても、
桂碁のその気持ちは伝えたほうがいいと思うよ。”
ってね。
それで今日、この気持ちに区切りをつけるためにここに来たんだ」
俺さ、中学のときずっと堀野のことが好きだったんだ」
「そっか…ありがとね。
まあ、今は他にいい人見つかってないから付き合ってあげてもいいけど」
「自分から告白しといてあれなんだけど、今は堀野とは付き合えない。
今まで美里に通ってても俺は、堀野のこと好きだった。
いや、違うな。
好きだと思っていたかった、かな。
そのとき気づいたんだ。
もう俺の好きな人は、堀野から美里の同じクラスにいる女の子に変わっていたみたいだって。
本当は、この俺の初恋は、堀野に言わず胸の内にしまっておくつもりだったんだ。
でも、美里で好きになったその子に言われたんだ。
“例え、もう諦めた恋でも、
その子のことが好きじゃなくなっちゃってても、
桂碁のその気持ちは伝えたほうがいいと思うよ。”
ってね。
それで今日、この気持ちに区切りをつけるためにここに来たんだ」