私のなかで芽生えたこの気待ち。 認めてしまったこの気持ち。 お兄さんじゃない。 でもお兄さんに抱いたのと同じ暖かい気持ち。 「ほんとうに、違うんだよね…?」 「そうだよ!しつこいぞ~」 駅員さんは私のほっぺたをつまんだ。 つままれたほっぺただけがじわじわと熱い。 恋ってこういうことなんだ。 駅員さんの行動1つ1つにキュンキュンして もっと仲良くしたい、もっと触れていたいって思う。