「はぁ…」 3限目の授業が終わり、思わずため息が出る。 失恋した日、お兄さんは女の人と歩いていた。 とても美人で、清楚で笑顔が可愛い人だった。 まだ付き合っているかはわからない。 私は美人でもないし清楚でもなく笑えないから愛想もよくない。 だからお兄さんのタイプは、明らかに私のようなタイプと真逆の人で 私は絶対に好きになってもらえない対象なんだ。